エッセイ

「女の子としてこうあるべき」の呪いを解くためのおまじない本

美容とは誰かのためのものではなく、なにより自分のためのもの。よくある美容本・・・圧倒的な「美容PDCA」を回すような努力や根性論に留まらず、一歩踏み込んだ内容で、読んでから少し時間が経った後でも勇気をくれるはず。

なぜ手に取ったのか

モデルの知人がおすすめしていたので

見とれるようなルックスの彼女がSNSで勧めていたのをみたのがきっかけ。彼女が勇気をもらったと言っていたので、すごく気になった。

フられて自信喪失していたから

自分の中からわき出る自信ではメンタルが持たない期があり、すがるような思いで手に取った。

印象的なエピソード

写真に写らない美しさのエピソードは印象に残っている。鏡に映った自分の姿がなんか冴えない、パッとしない、気分が上がらない。そんなときは鏡や写真を信じなくていい!というのは目から鱗だった。

美というのは社会の基準から切っても切り離せない。そのあたり、今読んでいる「嫌われる勇気」のアドラー心理学の話とも通ずるところがある。

どんな人におすすめ?

身近では、社会人になりたてだったころの妹に勧めたい。また、便宜上メイクやスキンケアの話が多いが、若い男性が読むとどう思うのだろう?と思ったり。
人と比べてしまったり、「そんな歳ではないだろう」と自分では思うのに、ルックスが気になってしまってなんか元気になれない時に読んでみてほしい。