このテクニックを使うようになってから、不安やプレッシャーでタスクを進められない、という事態がほとんどなくなりました。仕事人生になくてはならないメソッドです。
コロナ禍で恒常化した在宅勤務
いわゆる「コロナ禍」となった2020年3月。都内にいた私は、都の週末「外出自粛」要請にしたがい、週末必要な物資をスーパーに買い出しに行くと、100人はレジに並んでおり長蛇の列。在宅勤務の日々が始まりました。
社会人人生、基本出社して仕事をしていた私には、(合間にウェブ会議があるとはいえ)家で一人黙々と作業をするのは初めてのこと。
環境の変化
会社に行き、周りに人がいる-いわば人の目がある環境でしか仕事をしたことがなかったので、とにかく落ち着かず、仕事が進まない(急な在宅勤務で、初期はそれほどタスクがなかったことも関係あるかも)
自分の変化
よくないとは思っていても、情勢が気になりスマホでニュースを見続ける。とにかくやる気が出ない。
外的な要因で仕事を区切られることがなく、延々と暗い気持ちで過ごしていました。コロナ関連のニュースを見すぎて、先の見えない状況でちょっと鬱っぽくなっていたこともあるかも)
そんな中、この記事を読んでポモドーロテクニックの存在を知り、エッセンスを学習しつつ本を読んだりして、ポモドーロテクニックを学びました。
きむらさんの仕事の進め方が、具体的でとても参考になりました!
ポモドーロテクニックを超ざっくりまとめると
25分作業+5分休憩のサイクルを、タイマーを使って機械的に回すテクニックです。ポモドーロというのは、この方法の開発者がはじめに取り組んだ際、よくあるトマト=イタリア語で「ポモドーロ POMODORO」型のタイマー(この方はイタリア人!)を使ったことから来ているそう。
細かい、しかし効率がよりアップするよく考えられたルールはいろいろあるのですが、特に
●とりあえず25分やれば、タスク時間が一旦終了する→気が楽になる
●25分単位で作業時間を見積もれる
●25分は無心になって取り組むことで、とにかく何かしら前進する
というのが、私に取ってありがたかった。
もともと、少し大きめの企画や、アイデア系の仕事に取り組む際、期日のプレッシャーに負けて手が動かない、ということが特に新人時代はよくあったので、ポモドーロは私にとりあえず手を動かす仕組みを提供してくれたのだ。
ポモドーロの収穫
ポモドーロを使うと、時間配分ができ、作業時間の予測が立ちやすい。2サイクル回すと1時間なので、「この作業に3時間かけるのは多すぎるな・・・2時間(4サイクル)でできるようタスクを分割して進めよう」ということができる。
また、タスクの所要時間予測と、実際の作業の様子記録をもとに、タスク管理のPDCAが回せるのだ。
休憩時間にはとりあえず椅子から立ち水を飲んだりトイレに行ったりすることで座りっぱなし状態を回避することもできる。
皆さんも一度おためしあれ!